ウォーブレストーリー2次創作
流れ出る鮮血を確かに見ていた。
命の消える瞬間は鮮明に。
叶わない夢は後悔に引き裂かれ。
戻ることのない日々は慟哭と消えた。
φφφ
例えばちょっとした気まぐれで。
例えばほんのちょっとの修正で。
例えば小さな小さな不幸で。
そう、僅かに、歯車は、狂い出す。
そのズレはとても小さなものだけど、けれど確かに、間違いなく、ある意味必然で。
ーーーーーーーーーーーーー
「ーーーーーーーぁ」
×××の目の前で、××が崩れ落ちるように膝から崩れる。 ずるり、と、彼の血で滴る刃が、なにより雄弁に、彼が刺し貫かれたのだという事実を語っていた。
そして、どちゃり、と、それなりの重量を持った何かが泥沼の上に落ちたような音がして、同時。生暖かい液体のような何かが×××の顔に降り注いだ。
わからない、いや、理解したくない。
×××はそのまま、一歩も動くことができずに立ち尽くすしかなかった。ただ呆然と、白痴のように、目の前の、なにが、理解、できずに。
××が、 ××××に、どうして××が××××××は×××××××もう××××××××××××××なんて××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××
「あ、ああああああ、あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
彼女の記憶は、そこでおしまい。
ーーーーーーーーーーーーー
●起の節 『つみ』
超軍事国家『ウラシオン』。今や世界最高峰の海軍飛行艇団部隊と陸軍暗黒騎士部隊を擁するこの大国は、たかだか十数年前までは世界の流れに取り残され、滅びを待つのみだった弱小国であった。
上層部は腐敗し、不正が蔓延り、そのしわ寄せは全て無辜の民へと降り注ぐ。
裁かれるべき悪が甘い蜜を吸い、善良なる民草は断頭台へ送られる。まさに地獄絵図、負の循環。ギリギリで国としての体裁を保てていたが、いつ瓦解してもおかしくない綱渡りの国家、それがかつてのウラシオンであったのだ。
であるならばなぜ、超軍事国家と呼ばれるまでになったのか。
ーー 曰く、生ける伝説。
過去の経歴その一切が不明ながら、その身一つで皇帝まで上り詰めた男がいた。
上に媚を売ったのか? 否、彼は誰よりも清廉潔白である。高貴な身であったのか? 否、先も述べたが彼の素性は誰も知らない。
ただひたすらに、積み重ねた武勲と民草の支持で成り上がり、そして、腐敗した国家の癌である上層部を端から全て粛清し、彼は『皇帝』の立場を得た。
あるいはそれは強引なやり口とも取れるのかもしれない、だが、ウラシオンの民はその誰もが信じていた。
この方ならば、と。
『英雄』ビッグブラザーならばこの国を変えてくれると信じていた。いかなる窮地、いかなる絶望にあってもこの男は屈しない。その上で彼の行動はただひたすらにウラシオンの民のため、ウラシオンという国家のための奉仕なのだ。彼がウラシオンのために滅私奉公するその姿をみて、何も思わぬ民草でもない。ビッグブラザーの国への忠誠とは対照に、彼らはみな心から偉大なる皇帝に忠誠を誓う。
このとき、ウラシオンの闇の時代は終わりを告げる。約束された繁栄が、この国家を再建した。
元陸軍暗黒騎士部隊第一騎士団団長、シンもまた、数多のウラシオン軍部の人々や民草と同じように、偉大なるビッグブラザーに忠誠を誓っていた。
もとより、崩壊しかけた国家を再建した手腕、自らを厭わず国家のためだけに全てをさざげるその姿勢に感銘を受けて、彼の力になれたらと陸軍を志したのだ。
けれど、そうして陸軍のトップにまで上り詰めて、彼はようやく一つの事実に気づく。
確かに、ビッグブラザーは『英雄』だ。この国の誰もが彼を尊敬し、絶対の信頼を寄せている。だが、それは国内からの評価であるだけなのだ。
そう、対外的に見れば、ウラシオンは傲慢すぎた。
世界の守護者を自称し、「人民を襲う獣や魔物を討伐するため」という名目で際限なく軍備を拡張、その横暴は国外から見ればあまりにもわかりやすい脅威。事実、ウラシオンの度重なる侵略行為は近隣諸国に多大な被害を与えていた。
それが、全てはウラシオンのためだということはわかっている。ビッグブラザーに野心などない、ただウラシオンのため、彼はそういう人間だ。だからこそ、侵略行為に後ろめたさを感じてなお、彼は自らの職務に準じてきた。
だが、
「ん……すぅ………ヒヨも……戦うよ」
「むにゃ……ヒヨさまを……お守りします」
眼前ですやすやと眠る二人の子供たちを眺めながら、シンは自らの決断が間違いではないのだと、自分に言い聞かせる。
そう。シンはもはやウラシオンの人間ではない。それどころか、彼はビッグブラザーの命に背いた反逆者だ。確かにビッグブラザーに忠誠を誓った、そこに偽りはなかった。
だが、それでも、あの指令だけは。
龍神族の村・村民を掃討せよ。
この指令は、あまりに残虐すぎた。
なぜならば、龍神族はなにもしていない。敵対国家でもない。彼らはただ、日々を穏やかに、誰にも迷惑をかけず、過ごしているだけなのだ。
それを、残らず虐殺せよ、などと、どのような大義があれば許される。どのような正義が、そこにある。
だが、おそろしいことに、ウラシオンにとってはビッグブラザーが命じたならばそこに大義があり、正義があるのだ。
たとえそれがどのようなことであれ、ウラシオンが、国家全体が正しいと信じているのであれば、それは正義となってしまう。
ゆえに罪なき人々へのいわれなき暴力でさえ、正義であると信じる彼らは実行できる。そこに微塵の罪の意識もない。大義がこちらにあると、ビッグブラザーこそが正義と信じているのだからそうだろう。
「しかし、罪なき人を傷つけることは許されない……」
だが、幸か不幸か。シンはその中にあってもまだ、自らの正しさを失っていなかった。
ビッグブラザーはすべからく正しい。
ウラシオンの民のほとんどがそう信じる中で、彼は自分の『信念』を見失わなかった。
ゆえに、彼はその『信念』に背かず、龍神族の少女ヒヨと少年トッドを助けた。
助けて、しまった。
それはすなわち、国家への背信行為。世界最大の軍事国家への、だ。
いや、それ自体に後悔はない。ないのだがーーーー
「なぁーんか、辛気臭い顔だねぇ、シン」
「スティンキー……」
顔を上げると、右目を眼帯で隠した女性が姿を見せる。彼女はスティンキー、盗賊の頭であったが、今のシン達に味方してくれている数少ない人間の一人だ。
シンたちが今いるこの場所も、彼女率いる盗賊団の隠れ家のひとつである。
「ひゅー、愛されてるねえ。悩みのタネはそういうわけかい」
相変わらず、悲壮という言葉とは無縁な調子でスティンキーは声をかける。対してシンは、椅子に腰をかけたまま、視線をおとし、ほとんど幽鬼のような表情を浮かべている。
「なんの用だ」
「いやさ、ちょいとチビたちの様子を見ておこうかと思ってね。しかし随分よく寝てる。よほど疲れたんだろうね。もうしばらく寝かせとくか」
「なんだ、それだけか。思ったより暇なんだな」
「ずっとここにいるあんたに言われたかないね、役立たず」
うっ、と。少しだけ苦しそうにシンは呻いた。確かにシンは戦闘では敵なしの強さだったが、逃走の手引きそのものは、ほとんどスティンキーの盗賊団によるものだ。今も彼女の部下たちは帝国の動きを探ったりと動いているのだろう。
そういう意味でいえば、確かに、シンはこの場では役立たずであった。
「……まぁいい、ところで一つあんたに聞きたい」
本当にに聞きたい半分、話をそらしたい半分で、シン問いかけた。
「いいよ。なんでも聞きな」
「じゃあ、ありがたく。……なぜ、俺たちに力を貸してくれたんだ。あんたはもともとお尋ね者かもしれないが、それでも俺たちの味方をすれば立場はより悪くなる。それがわからないわけじゃないだろう」
ずっと聞きたかったことを、シンはようやくスティンキーに尋ねた。ヒヨとトッドを連れての逃走劇は息つく間もなく、ここまでそれを聞く機会はなかったのだ。
ふむ、と少し考えるようなポーズをして、スティンキーは答えた。
「二人きりのがよかった? 愛の逃避行的に」
「ぬかせ、まじめに答えろ」
「はいはい……ったく、冗談通じないねえ。じゃ、あんたさ、自分は正義の味方だと思う? それとも悪だと思う?」
「……さあ、どうだろうな。正直、今の俺にはわからない。なにが正しいのか。悪なのか」
「わーお、つまんない回答だこと。じゃ答え。正解はどちらでもあるし、どちらでもない、だね。ヒヨやトッドから見ればあんたは正義の味方で、ウラシオンからしたら悪だ。逆もまた然り」
「……なるほど」
そう言われて、確かにとシンは納得できた。ウラシオンはウラシオンの正義を貫き、シンはシンの正義を貫いたまでにすぎない。
だが、それではスティンキーがこちらに与する理由がわからない。
そう思っていると、スティンキーは言葉を続ける。
「でだ、じゃーなんであんたたちの味方をしたかってーと。それはあんたたちが善で、ウラシオンが悪だと思ったからさ」
「……なに、どういう意味だ?」
スティンキーの言葉が理解できず、思わず聞き返す。両者が正義であり、悪であると告げたばかりのはずだ。
だというのに、こちらが善?
「善と正義は違うのさあ。善ってのはもっと簡単だ。人に優しくする、困ってる人は助ける、誰かと仲良くする、これが善ってやつだ。わかるかい? これに従うなら罪なき人を虐殺したウラシオンは悪で、あんたは善」
正義とは、ある種の概念的なものだ。例えるならば悪人であっても、それを掲げることはできる。かつてのドイツにおいて行われたホロコースト、これをヒトラーは正義の行いであるとして実行した。だが、もしもそこに正義があったとしても、それは決して善ではないのだ。
虐殺に正義を見出すことはできても、善を見出すことは絶対にありえない。
スティンキーの主張はつまり、そういうことであった。
「んで、あたしは正義にゃ興味ない。盗賊だからね。そんで、善人のほうが好みだからあんたたちの味方、ってわけよ」
「な……それだけでか?」
「それだけさ、まぁ盗賊は盗賊でも義賊のつもりなんでねぇ。正義の味方にゃ興味ないが、子供を見捨てる気はないよ」
スティンキーは当たり前のように言い、シンはその当たり前を理解できなかった。
皇帝陛下こそが、唯一絶対の正義である。
ウラシオンの民の基本的な思考はこれだ。ゆえに人々は、正義とは、善とは、悪とは、それらがどう違うのか、自分たちはどれなのか、深く考えることをまずしない。
数少ないそれに悩まされたのがシンであり、ゆえに今こうなっている。
だが、身近にそういったことを考える人物が少なかったシンにとって、スティンキーの言葉は新鮮なものであった。
「あとは、ほら。あたしは多数派に属してるから自分たちは正しいみたいに思ってるやつらが嫌いでね」
「なるほど、あんたらしいな」
「んで、なんだかあんたたちみたいな少数派をついつい応援したくなっちまうのさあ」
「ふっ、なんだそれは。アンダードック効果ってやつか。だが、俺は負け犬になるつもりはないぞ」
「そりゃあ、あたしも同じだよ」
そう言ってスティンキーが肩をすくめると、シンもわずかに笑みを見せた。
シンと子供達の部屋を後にして、スティンキーはふう、と一つ息をついた。
かなりの重責に押し潰されそうになっていたシンに見えたが、少しは表情の険がとれたか。
シンの『信念』を貫く強さは相当なものだが、なにも感じないということはあるまい。ましてや彼は第一騎士団団長、ある意味最もビッグブラザーに近く、彼を尊敬していたはずなのだ。それが今では反逆者、思うところはあるだろう。
(しかし、ねえ……)
先の語らいで、多少は精神的に良い方向へ向かったように見える。だが、これは本質的な解決にはなっていないとスティンキーはわかっていた。
というのも、そもそもシンを最も悩ませていることは、正義だとか悪だとか、そういう高尚ななにかではないのだ
その原因、スティンキーはわかってはいるのだが、
(こればっかりはねえ……あたしにはどうしようもない)
人にはできることとできないことがある。シンの悩みを完全に取り除くことは、残念ながらスティンキーにはできないことであった。
「あ、スティンキーさん」
そうしていると、そのシンの悩みのそのものと言っても良い人物が声をかけてきた。
「エリカか。体調は大丈夫かい」
エリカ、第一騎士団団長シンの妻であり、反逆者のひとりがそこにいた。
φφφ
たった一度の過去さえも、消せなくて。
φφφ
ウラシオンを裏切ったシンに、エリカは文句を言うどころか迷わずついてきてくれた。
シンの頭をいま最も悩ませているのは紛れもなくそのことだ。
といっても、シンは別に、それを嬉しく思わないわけじゃない。
むしろ本心では国よりも自分を選んでくれた彼女のことを心底愛おしく思ってさえいるくらいだ。
けれど、だからこそ、これで良いのかと自問する。自分という存在が、彼女を底のない泥沼に引きずり込んでいるのではないだろうかと。
彼女にはもっと幸せで、暖かな陽だまりの中で過ごせる世界があるんじゃないかと、思わずにはいられない。
彼女だってわかっているはずなんだ。こっちの道は行き止まりなんだと。その上で、きた。
そう、はっきりいって、シンたちが上手いことウラシオンから逃げおおせられる確率は限りなく低いものだった。
だからきっと、本当にどうしようもなくなって、どうにもならなくなって、それでもきっと彼女は一緒にいてくれるのだろう。
一緒に、死んでくれる。
おそらく、そのつもりで彼女はついてきた。
そんな彼女のことが、たまらなく愛おしく。
同時にそれを嬉しいと思う自分の浅ましさに吐き気がこみ上げてきた。
「……夜か」
そうこうしていると、気づけば日はすっかり落ちていた。いろいろあって疲れているだろうヒヨとトッドはまだぐっすり寝ているようだ。
「俺はどうすればいい?」
シンは自問する。
二人を助けたことに後悔はない。だが本当にこれで良かったのか。
わからない。
答えは出ない。
過去には戻れない。
「シン、ちょっといい?」
がちゃり、とドアが開いた。
部屋に入ってきたのは、赤い装束に身を包んだ女性。シンの最も大切な人。
「エリカ、どうかしたか?」
「この場所ももう危ないってスティンキーさんが。もうここを発つから準備しといてって」
エリカの言葉で、シンは腰を上げる。どうやらここももう帝国側にバレたらしい。帝国側の追っ手は異様にしつこい。たかだか撃ち漏らした子供二人と反逆者数名を追うにしてはかなりの力の入れようだ。
竜人族の掃討はビッグブラザー直々の命令だったのだ。やはり、なんの意味もないものではなかったらしい。詳細はわからないが、やはりウラシオンの繁栄のためにそれなりに重要な命令だったのだろう。
だが、それでも。
シンは目の前で眠る二人を見る。
彼らの未来を奪う権利が、いったい誰にあるという。子供の未来を喰い物にして得た繁栄など、あまりにも恥知らずではないか。
シンはただ、二人に笑顔でいてほしい。ここが、二人が笑顔で生きられる世界だったなら、どんなに。
そっと、背中から抱き寄せられた。
今はいつもの鎧を着込まず、普段着のままでいたシンは、彼女の温もりを背中で感じる。
「心配しないで、シン」
シンは答えない。なにかを言いたそうにして、少しだけ表情を歪め、答えない。
「私はずっとそばにいる。あなたのそばに、ここにいるから」
二人は愛し合っていた。お互いのためになら世界中全てを敵に回したっていいと本気で思えるくらいには。
エリカは決意していた。
何もかもが敵に回っても、自分だけはシンの味方であると。
エリカにとってシンは特別で、唯一で。
だから彼一人のために世界にだって喧嘩を売ると決めていた。
シンは迷っていた。
信念に背かず、正しい選択をすべきと思っていた。
だけど、エリカは守ると誓ったただ一人の伴侶で。誰よりも幸せになって欲しくて。
そんな彼女を先の見えない道に引き込んだ自分が許せなかった。
すまない、エリカ。
喉まで出かかった言葉を、どうにか飲み込んだ。これを言うのは、彼女への侮辱だ。
わかってはいたけれど。それでも、もしもを考えずに入られなかった。竜人族を完全に見捨てていたら、ではない。それはシンにとってもしもでもありえない。
では? もしもとは?
そう、例えば、
自分とエリカが結ばれてさえいなければ、とか。
φφφ
そこに、ひとりの少女がいた。
その、誰が見ても可憐だと評するだろう黒髪の少女は、彼女以外に誰もいないその場所で笑うように喉を震わせる。
「Humpty Dumpty sat on a wall♪」
歌い始めると同時に、学生服を身に纏うその少女は、くるくるとその場で廻り始めた。
「Humpty Dumpty had a great fall♪」
くるくると、くるくると、回って周って廻ってマワる。長い長い黒髪は遠心力に振り回され、蛇のような螺旋を描く。
幸い、あたりに障害物のようなものはない。
というより、そもそもここにはモノと呼べるものはなに一つなかった。
「All the king's horses and all the king's men♪」
少女はただただ、嬉しそうにけれど、まるで泣いているかのように歌い上げる。
この場所はいったいどこなのか、と問われたならば、それには『ここではないどこか』というほかない。
ここはどこにでもあって、けれど世界のどこにもない場所。
例えるなら、そう。
「Couldn't put Humpty together again♪」
蜃気楼、のような。
そうして、最後の節まで美しくソプラノで歌い上げ、そこでようやく少女は回るのをやめる。
そして、おもむろに振り返って言った。
「ああ……いたんだ」
彼女ひとりだけだったこの世界に、気づけばもうひとりそこにいた。
それは(学生服姿の少女もそうだが)この殺風景な何もない世界にはとてもそぐわない格好の女性で。
白無垢、花嫁姿、ウェディングドレス。一般にそう呼ばれる衣服を着た女性がそこにいた。
その女性は、服だけでなく、髪も肌も、白を通り越して、まるで触れれば消えてしまう灰色で、瞳は渺茫たる虚ろを湛えている。
儚い。という言葉をそのまま人間にしたかのような姿をしていた。
「ハンプティ・ダンプティ、か。嫌な歌ね。私への皮肉かしら?」
「あはは。いやいや違うって。やだなー、怒んないでよ。全然そんなんじゃないし? むしろこう、世界そのものへの皮肉、みたいな?」
「そう……」
飄々とした調子で、学生服姿の少女は答える。それに対して、さして興味はないというように、白無垢の女性は視線を横にやった。
無論、先も述べたがここには何もない。ゆえに視線の先にあるのは虚空だけだ。
しかし、学生服姿の少女も同じ方向へ視線を向けると、いったいなにがみえたのだろうか、おおっ、とわざとらしく驚いてみせた。
「こりゃ大変だ! まったくタオシンはいつも戦争虐殺暴走で血なまぐさくていけないなあ!
グランギニョルとまでは言わなくても、こりゃお子様にはみせられないね! ね、ジル?」
おおげさに、身振り手振りで、そう叫んで。
学生服姿の少女は、もう一度花嫁姿の女性のほうへ視線を戻すーーーーけれど、もうそこに女性の姿はどこにもなかった。
こてん、と首をかしげ、再び一人になった世界で一人呟く。
「……ありゃ? どこいっちゃったのやら。てか、私たち追われてる身なんだからもうちょっとさー」
はあ、とため息をついて。
次の瞬間には、少女もそこから消えていた。
紛れ込んだのは一つの砂つぶのようなもの。けれど、それは破壊的に、この物語を終わらせる。
それだけはさせない。
そのためだけに×××は××××××××を捨てた。
救いはいらない。
B2 デッキ紹介・機関車トーマスラピス
ごきげんよう、つらたん(藤井ヒナ)です。今日もたのしくウォーブレやってます。
新弾出てから数日ですがまだまだ環境は定まってませんね。しかしながらソドム第二形態が強いとか、いろいろ見えてきたものはありそうですね。
さて、そんな新弾で追加されたUSB5種、皆さんはもう使いましたか? Twitterを見る限りだと、どうやら『魔術王 ギルモア』などが人気な様子。
そこで本日ご紹介するのがこのカード。
最終兵器魔神 ハンニャ。風の石を強奪したアルノーが作った『般若』に連なる力を持った兵器。パルプティコンのエネルギー問題を一手で解決できる可能性を秘めた風の石の力が古代兵器に注ぎ込まれたそれは、まさしく最終兵器魔神という二つ名に相違ないものだ。
このカードのUSB(ultimate soul burst)はソウルバーストレベル3でソウルまたはユニットを7回以上奪っている場合ログイン時に発動。
その効果は対戦相手かランダムな敵ユニットに1点または対戦相手のソウルを1減らすを7回行うことだ。ソウルを減らすほうが出ると困るがそこそこの打点を飛ばせるのではないだろうか……ん?
……? あれ? んん?????
こいつ……盤面に8点飛ばせるんだが……?
ソウルバースト消費しないんだが……?
てかハンニャよりスタッツ高い……?
デッキ紹介です。
機関車トーマスラピス
切り札・最終兵器魔神 ハンニャのためにソウルを奪うことを軸に構築したデッキです。それ以外は基本的にはミッドレンジタイプのデッキ。キーカードを解説します。
闇影信仰 ガイナー
ラピス5コスト界に現れたニューカマー。ソウル1で強奪は流石に強い。システムユニットやガーディアン持ちを奪えると宇宙。ただこいつが機能した試合はUSB行く前に勝つ。
シールド・スクランブル
貧弱すぎるシュリの相方。
最終兵器魔神 ハンニャ
風の石奪ってまで作ったのこれとか悲しすぎる。スクラップだよこんなん。ソウルかユニットを7奪えた試合は勝ってるんだよ。お前なんかハンニャじゃない。
予言システム プリノウズ改
盤面に点いっぱい飛ばせるので、実質最終兵器魔神 ハンニャです。
覇王 白獅子
オバヒで出すと7/7/6なのでほぼハンニャです。
みんなも楽しくUSB決めましょう!
B2 デッキ紹介・アグロ1コスト種族ラピス
こんにちは、ウォーブレの最新情報をお伝えする。ニュースウォーブレの時間です。(mirage in August)
本日のトピックスはこちら。
・シュリ、涙の告白。「私は1/1/2でした」
・相次ぐ衝突事故、現場にはJKとの目撃情報も
・なくならないタマゴ。食料問題解決へ
・ヒヨの劇的ビフォーアフター、今の肉体を手に入れた秘訣とは
・バグるクイック、次元修正の魔の手
・B2デッキ紹介
というわけで、B2デッキ紹介です。
アグロラピス
勢いだけで全てを解決したいデッキ。めっちゃ早い。シュリのためだけに作りました。キーカードだけ解説。
次元修正 シャーラック
場の1コストの数だけ1/1バフかかるおねーさん。このデッキの切り札。3ターン目に4/4とかででてきたりします。やばい。カゴが1コストなのでコトネ入れてます。
シールド・スクランブル
1ターン目に動いてシルスクも強い。特にシュリにシルスクつけて一生相手のソウル奪えると楽しいです。
総裁助腕 ミス・ダイアナ
このデッキだと流石に1/2/3で使えます。トビーと良相性。
永遠の蜃気楼 ペリドット
ついていけません。
追憶の聖戦士 シルヴィア
攻め時です。
B2 デッキ紹介ミッドレンジラピス
エリカは激怒した。(5/9/5)
かの絶対皇帝のブラザーを除かねばならぬと決意した。エリカは政治がわからぬ。エリカは元白魔導士である。シンといちゃつき、妹と百合百合して暮らしてきた。けれども邪悪に対しては人一倍敏か
鹿「静まれ……」
エリカ「はい……」(5/0/1)
というわけでまさかの新弾もう配信ですね!
いやあ、どういう環境になることやら、まるで想像できませんが、とりあえず新弾のデッキを一つご紹介。
ミッドレンジラピス
急造ですが、とりあえず作ってみました。シンプルに並べて殴るデッキなので特に説明することはないので、注目カードだけいくつか。
獅子王の記憶
餓狼とどっちが強いかなーと迷ってましたが、こっちの方が強いかもしれないですね。ランダムなのでむしろ多面処理できて便利です。
ランダムなのがよくないような場面は、多分だいたいもう手遅れ。
最強カードです。初手キープで。
獣の饗宴
入れてみました。ガチ運ゲーカード。4/4引いたら勝ちで。
ウォーブレ・B2事前評価
ごきげんよう、このブログでははじめまして。つらたん(藤井ヒナ)と申します!
前置きとして自己紹介させていただきますと、ウォーブレは昨年7月下旬に始めまして、HS、ライバルズ、SV、などもやってます。
一応ウォーブレ8月のBPランキングは5位でした。夏休みで暇だっただけなので、大したことないんですが、ウォーブレまあまあやってますよということで。
さて、記念すべきブログ第一回ですが、今回の内容はWAR of BRAINS最新拡張パックB2の事前評価となります。
なんでこの度B2という特に節目でもないとこから事前評価を書こうと思い立ったのかと言いますと、私、WAR of BRAINS通称ウォーブレをはじめてこれでも9ヶ月ほどになるのですけれども、ここ数日次々公開される綺羅星の如き新カードたちをみてふと思いました。
……ぜんぜんわかんねえ!
新弾のカードたち、なかなかにエキセントリックな輩のオンパレードでして、次弾がいったいどうなってしまうのか、まったく読めないわからないのです。いい意味で。このリハクの目をもってしても。
そう、ぜんぜんわからん。だからこそ事前評価のしがいもあるというもの! このときめき、言葉にできない/小田和正
評価を当てるのは難しそうですが、とりあえず皆様がB2を楽しむ上で参考になる記事にできればと思います。
評価は4段階で☆〜☆☆☆☆。☆が多いほど高評価とします。
☆☆☆☆→サンキュータキニキ
☆☆☆→強いから強い寄り
☆☆→並から弱い寄り
☆→ごめん
というわけで、評価の方に行って参りたいと思います。なお、この記事は4/25のニコ生最前線後に公開する予定ですが、その後の公開の新カードの評価も随時いたします!
目次
- ラピス
- タオシン
- マグナ
- シェド
- ユニオン
- ニュートラル
- B1以前での来期注目カード
1.ラピス
獅子王の記憶
☆☆☆
クロホムラにこっそり負けてる敗北者ならぬ敗北獅子……もとい獅子王の記憶。ナミちゃんがかわいいので☆☆☆☆あげてもいいのですが、それだとこの先女の子は全部☆☆☆☆になるのでなんとか抑えました。
カードとしては種族版の餓狼といったところでしょうか。差異としては場にカードがなくても1点が保証されること。あとランダムなことですかね。
餓狼と比べ1点多く飛ばせるパターンも多そうですがランダムなのが不安要素。序中盤に使う分には問題なさそう。餓狼どっちがいいかって言われると割と難しいです。
所詮獅子王は前時代の敗北者じゃけえ……
総裁助腕 ミス・ダイアナ
☆☆
voidさんの公式コラムでもありましたが、条件キツめのカメレオンといったところです。とりあえず後述する〈反逆の英雄 ギルダン〉がシャドウ持ちで場に残りやすくこのカードとの相性が良さそうかな。正直ちょっと使いにくいかも。アグロには採用の余地あり。
総裁隠密 シュリ
☆☆☆☆
その格好で隠密は無理でしょ……ちゃんと外見て? めっちゃ明るいよ? 完全に昼だよ?
さてカード評価ですが、天然ぽんこつ感漂うイラストと違ってとても優秀。ラピス的にこんなカードあったらなーってとこにきてくれました。先1で出せて強いというのはほんとに有難い。
ラピスは使ってる人はお分かりでしょうが、一度盤面取られるとなかなか盤面を返すのが難しい国家です。なので先行1ターン目から動いていきたいところなのですが、現状先1で強く動けるラピスのカードはゴンゴンくらいしかありません。なのでニュートラルの豚王に頼ったり、アルトアサギリを積んだりしているわけですが、このカードはそこにすんなり入っていけます。今後のラピスの必須級1コストになるのではないでしょうか。
闇影淑女 ジュリエット・リン
☆☆
お前もなんつう髪の色でスナイパーやってんだ荒船さんの爪の垢を煎じて飲め。
B2におけるラピスのテーマ、『ソウルを奪う』効果持ちのカードです。とりあえず標準スタッツを持っているので悪くはない。ただB2ラピスのカードたちを見るに種族が無いのはマイナスポイント。
古の老賢 トリノ
☆☆
だいぶ獣を残したメタモールが出てきましたね……ていうかメタモールって獣人と人間の混血じゃないですか。つまりこのトリノレベルの獣を残した獣人と人間が……
やめよう! 基本的にただの3/2/3! 終わり!
闇影法曹 ロイヤーブラウン
☆☆☆
とりあえず3/1/5機械ってのが偉いです。スタッツは正義。効果の方もジュリエット・リンやシュリなどのおかげでそこそこ使えそう。
邪商舎弟 ゴンズ
☆☆☆
麒麟です(イケボ)。というわけで大きめの麒麟です。ラピスの4コストでぽんと置いといて強いのは以外と少ない。ヨミでよくね、みたいな意見もありそうですが、最速置きで強いのが良。ヨミは最速ではあまり強くないですからね。
パワーが4あるというのもラピス的にはグッド。ラピスはパワー3以下ばっかりの国家なのでカニテツ超えられないしイプシロンも倒せないしダンダマイトで……いやこいつには鹿撃ち込むだけだった。ともかくそういうことです。なんでもいいから種族ついてたらなあ。
反逆の英雄 ギルダン
☆☆☆☆
実質4/4/3でシャドウ持ちは流石に強いでしょ。と思うのですが、新カードが発表されるたび(特に4コスト)に不安な気持ちになってます。いうてこいつ4で置いて何もしないしな。みたいな。
正義の女神 ミア・ハリスン
☆☆
うおおおおおおおお!
かわいい! 女神! あ、ハリスンだ。ハリスンすき。
あ、えっと、あんまり強くないです。ソルジャーズにしかバフしないし上昇値もしょっぱい。7/5/5ガーディアン悪くないじゃんと言えるのはビルドまででしょう。少なくともB2のカード見てると無理そう。
あ! そこのおまえ! シルヴィアでいいって思ったな! 法廷で会おう!
最終兵器魔神 ハンニャ
☆☆
石奪って作ったのこれなんすか……?
ラピス待望の初USBカードですね。しかしながらとりあえず召喚にこぎつけるにしても相手のユニットかソウルを6奪わなくてはならず、USBしたいなら最低7。まだ見えてない新カードもあるのでわかりませんが、正直厳しそう。はっきりいってUSB自体もしょっぱいです。劣化ソルバウィット。おもちゃかなー。おもちゃっぽいなー。新カード次第で化けようはあるのでまだわかんないけどなー。
……風の村のナミ? 知ってますよ。デッキからメタモールをリクルートするあれですよね? 強いと思います。
新米兵士 ナミ
☆☆☆☆
じゃん! ソルジャーズになりました! ナミです! 愛を取り戻せ! ミラーで強い効果ですね! あとはまあアラディアとかでパクられたヤツ取り返せます。乙女たちの中では使いやすい効果。4/3/5。スタッツはジャスティス!
必須カードです。
ライオネル・フラッシュ
☆☆☆☆
めちゃ強い。メインで使うことになる効果は①と④。②と③は使わなくてもいい場面もあるのでナミがいないときに使うことも少なくなさそう。必須。
2.タオシン
奮起の竜人 ヒヨ
☆☆
前弾ではまるでエシディシを彷彿とさせる泣き顔を披露して村民の間で一大ブームを巻き起こしたヒヨが再び登場です。
効果ですが、コストが軽く使いまわせることからか、かなり扱いが難しくなっています。特にダメージ飛ばす場所がランダムなのがマイナスポイント。
正直僕には使いこなせる気がしませんが、一部では高い評価を得ている一枚、今後の追加カードなどによっては化ける……?
はい、生放送見て書いてますが、奥義 聖光闇裂八光剣との相性はばつ牛ン。
召喚闇獣 ダクラリオ
☆☆☆
ボロボロになった麒麟。ふつうにプレイすると2/2/2ですが、獣なのでブルト・ナジャで持ってきて4/4クイックにしたりできますね。
獣の饗宴、期待の新人枠。
東方の賢刃 マイ
☆☆☆
またも2/2/2。起動効果はアグロデッキでは使えそう。バシューから起動で大ダメージ狙いましょう。
どうでもいいですが、このカード下半身のスリットがすごいのでテキストで見えなくて残念です。
始動計画 フェイロン壱型
☆☆☆
おお、派手! 新ドラゴンだ! うおおおおおおおお! とかいう以前にいろいろとはちゃめちゃで、すげえ……以外に言葉が出ない。
まあディスターンしてから素直に出すこともできますが、リノベーコから出したりもできますね。幸い2コストには不死身の究極生命体ユウユウもいますし、あとエスシュミレーションで復活も強そう。
しかしまあなんというか、癖が強い。タオシンオタクたちの手腕に期待ですね。
タオシンの龍としては珍しく西洋の竜タイプ。
東方の賢者 ジョー
☆
略して東方ジョーなので実質東方仗助。アンタッチャブルないヨミみたいなもんですね。7でこれ置いてエンドはキツイかなー。
絶対皇帝 BIGBROTHER
☆☆☆☆
我らのビッグブラザーが帰ってきました。ふつくしい。皇帝としての堂々たる立ち姿に全ウラシオン民が泣いた。
勝つのは皇帝っ! 負けるの竜人! 勝者はブラザー! 勝者はブラザー! みたいなコールがこのカードから聞こえてきそうですね。
肝心の中身ですが、とても強い。8コストかくあるべきというような強力な効果です。単純に4/4バフと4/4ガーディアンは合わせて9~10コス分ぐらいの計算になりますからね。ユウユウと言った究極生命体もいるのでバフは乗せやすいし、敵ユニットに4点と場面で使い分けられるのは流石に皇帝。
憤涙の白魔剣 エリカ
☆☆
全ギレです。そらそうよ。怒るに決まってんじゃん。
ちゃんとそこそこ強いです。とはいえケツ小さめの置物なのでこのカード自体の強さより、本体はスペル。なんかマジギレしてますけど、鹿の静まれ……の一言でヒヨになります。アンタッチャブルつけろコラ。
奥義 聖光闇裂八光剣
☆☆☆☆
あっ、こういうのすき。名前ね。
強いです。このカードのために前弾エリカまで入れるんじゃないですか? 上から順に処理なのでご注意を。新ヒヨとも良相性。最強スペルです。当てましょう。
闇堕英雄 グラント
☆☆☆
こいつは……つええぞ。
いや冗談じゃないですよ。非常に強力な効果とソウルバーストです。ただ扱いはかなり難しい。玄人向けですが、やりようによっては相当ヤバいことしますね、危険なカード。
3.マグナ
一寸乙女 スプーン
☆
罠にならないワンダース。マグナのB2テーマ『ギャンブル』を象徴したカードとでもいいましょうか。サリ、豚、ガンヴィート、ワンスアポンなどを差し置いてこのカードを投入するのかはいささか疑問。
炎上水女 ベンテン
☆☆☆
このカードの評価は難しい……ポーカーのようにスリーカードで2コストにあるまじき効果を発揮します。ポーカーもある種の『ギャンブル』ということでしょう。単なる確率だけじゃない、なるほどね。これは素直に流石タキニキ。
ていうかイラストが! イラストが! すごい! えっど!
不笑水女 シラユキ
☆☆☆
ポーカーカードその2。構築段階で効果発動を狙えるようにすると思うんですけど、上とこれの2種だけでは2コスト40のデッキ組もうとは思わないので、まだなんかあるのかな。
ポーズがあざとい。くっ、大人をバカにしやがって……みてろ、この、このっ。(三箱課金)
怪力美貌 キンタロウ
☆☆☆
くまさんが負けたのって力で負けたわけじゃないでしょこれと言わざるを得ないイラスト。
マグナに入ってから半分以上イラストの話しかしてないじゃないですかなんなんですか。
とりあえずワンダートラップは数増えただけでえらい。効果は使いづらいかなーと思いきや新カードにはパワー7超えの奴らもまあまあいるしピン挿しもありでは?
あっ、あっ、白獅子の首を鉞で刎ねるのはやめてもらっていいですか。
B1のワンダートラップと違って素出しがとても弱いのが難点。
浮世絵刀 カニゾウ
☆☆
ワンダートラップは増えることに意味が(以下略)。強力なスペルが多いマグナなのでワンダートラップ効果はかなり厄介。ただこちらも素出しがとても弱いのが欠点。
癒声看護 サヨナキ
☆
サヨナキちゃんいいですよね! みたところ声で癒してくれるお医者さんなんでしょうか。マグナの医者は基本サイコパスしかいないクソ医者集団だと思っていたので素直に感動します。めっちゃ性格とか良さそう。ほかのマグナの女子たちがハレンチにも露出してる中しっかり肌を隠しつつかわいい服装をしていてとても高評価です。あと女子力高そう。お嫁さんにしたいマグナのカードランキング1位はサヨナキちゃんに決定です! おめでとう!
イプシロンの毒牙にかかることはないでしょう。
感染爆発 ワンスアポン
☆☆☆☆
ええ……。なんの話聞かされたらこんなことに……? 感染爆発! ワンスアポンがやらねば誰がやる! じゃないんですよ?
個人的に「マグナの4コスとか作ったところで採用に耐え得るカード出るわけないしでちゃダメだから無意味でしょwww」とか思ってたらイケそうなヤツが出てきました。
手札4枚あってもエグゼバグスタッツです。流石に強いはず。下振れてパワー2以下になった思ったら「訂正」ですからね。スタッツは正義。
ゴーストウォーター
☆☆
んー、地味に評価難しくないですかこれ。アグロタイプならありなのかな? あと7コスト以上のカードをバウンスすると実質使用不可にできます。ハースストーンでいう罠じゃない凍結の罠。5で使うのは流石に重いけど、1で使えるようにするのはご都合感。
御伽戦隊 ヨモヤマ
☆☆☆
マグナ特有のスタッツゴリラです。☆☆☆☆あげようか少し迷いましたが、ワントラサーチのカードなどがないのでまだ☆☆☆で。手札の噛み合い方がよいとシラユキで踏み倒してこいつが低コストになりますね。それって秘策メイジじゃん!
守銭水女 アリス
☆☆☆☆
すみませんちょっぱやで書いてるのでこいつの評価は全然わからないです。金貨がすごい! 金貨うおおおお! とりあえず1/1/1のスプーンちゃんの評価は多少上がりそうかな。
ギャンブリング・デュエル
☆☆☆
いっぱいドローできそう! 2コストですよ!
覚醒闇舞 オトヒメ
☆☆☆
捨てられる扱いにならないのでディスカードとは、シナジーとは言えません。面白いUSBですがめっちゃ強いってことはない、かな?
4.シェド
真聖のカマイタチ
☆☆☆
天空神は増えるだけで意味があります。ユニット性能は並ですが、メモリーセーブがなかなか優秀。ベラと同時にメモセしたり。ベラのメモセから0コスで出てきたり。
あと、シェドのテーマは1コスみたいですね。それを踏まえると☆☆☆☆上げてもいいかも。
小さき戦士 ポポッキュ
☆☆☆
バキシェド、最速シヴァなどで採用されそうなカード。ただこの辺に入れるとなるとアブソーブが意味なさそう。バフが1/1なのもいまいちかなあ。と思いましたが新テーマが1コストなので評価上げで。
亡国奇械 クロノス女型
☆☆☆
シェドに少なかった優秀な2コスト。使いやすい以外言うことないですが、タキニキ曰くまだこいつの評価は……
氷晶のウェディングベラ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
まさかの光堕ち。後光挿してますよ。あとこのカード天空神ではないのでご注意を。前弾で結構やらかしてましたけど、天空神陣営の敷居高くないですか?
あと、どうでもいいんですが、カードゲーマーのせいで敷居が高いの誤用めちゃめちゃ広まってる説ありません? いつも気になります。
まさかまさかの2/2/3。B1でのじゃじゃ馬さは霧散し、誰が使っても強いパワーカードに変身(^_−)−☆しました。メモリーセーブも強力で、B2の天空神はヤバそうです。
強すぎるので☆の数もエライことになりました。いや流石に2/2/3でこの効果は強い。条件は天空神使うなら、ないも同じです。これがSRなら音ワンとは一体……
ちょっとコスプレっぽい。
天空古獣 ウルボロス
☆
クソ長テキストですが、簡潔に言うと
①召喚時デッキ底がウルボロスなら場に出す、違ったら追放。
②デッキがない時にドローするとウルボロスが引ける。
ということです。B1でのベラとのシナジーカードですが半端なく使いにくいので追加カードに期待。
救世の王姫 レヴィ
☆☆☆☆
うごめくマナ。横展開の鬼ですがこの子が死ぬとマナが帰ってきません。また扱いの難しいカードを……。評価する方の身にもなって!(嬉しい悲鳴)
よくわからないけどヤバいコンボとかありそう。
イデアン・マルチウェイ
☆☆
んんん? 単純に新レヴィから撃って強いわけではないのか……一コストを主体としたデッキとはアンチシナジーに見えますが果たして。
魔術王 ギルモア
☆☆☆
ああ……もうわけわかりません。もしかしてシェド相手にプレイするとき今こいつなんコストかなーってやりながら戦うんすか? ひえーっ。USBは強いです。すごい強い。シヴァより強いし、当然ランガージュなんか目じゃない。
5.ユニオン
☆
ユニオンは一番見えてないカード多いのでなんとも言えませんが、いまのところ20枚まで行くには7ターン目くらいまではかかりそうですしこの評価。
双悪美貌 シュガー&スパイス
☆☆☆☆
新テーマ『20枚以下』デッキの必須カードになりそう。序盤に出せばデッキを高速で削り中盤以降なら4コストで3/3が2体。イラストの奥の方よく見るとドランがいます。
えっちなカード不足だったユニオン期待のカードということで文句なしの☆☆☆☆!!!
ところでウォーブレのカードって困ったら美貌ってつけてません?
検体No.154
☆
うってかわってかなり弱い。20枚以下じゃなきゃ使えないし、ようやく使えても4/4/4は残念ながらB2のカードじゃありません。デッキ枚数少ないビルドで頑張って欲しい。
絶望の使徒 イム
☆☆☆☆
天才・タキニキ、やりました。素数デッキです。素数ユニオンとかおしゃれかよ。このカードは最強ですが、素数にするデメリットはかなりでかい。このゲームヒロパないですからね。ただそれを誤魔化せるのがユニオン。
またセカンドチェンジ時やチェンジ後のリスクはありますが一枚程度なら素数じゃないの入れる余地はありそうかな。
<ハロ-
☆☆☆
むむむ? 4つ目の効果をコントロールユニオンがドラン・シャドウ出すまでに使っとくとゲームエンドにできます。二つ目の効果は手札からなのかな? 確認不足でわからない。
暗躍偽政 ドラン・シャドウ
☆☆☆☆
コントロール20枚以下ユニオンという今までにないアーキタイプの誕生です。こいつは相当陰湿なデッキが組めそうだ。USBがもとのソルバと完全に別路線なのでよい。
6.ニュートラル
次元の番人 カシュウ
☆☆
サーチ能力のないセンチネル。罠メタカードです。タキニキは初見で男の子だと思ったらしい。ちょうかわいい。すき。
次元修正 タマゴマスター
☆☆☆
俺は何度でも蘇る(真)。ユニットを極限まで減らしたデッキ、ありえるのでしょうか。効果無効に弱いですがうまく機能すればエライことに。期待込めて☆☆☆です。
永遠の蜃気楼 ペリドット
☆☆☆☆
ドリル・ウォリアー。全アグロに入るでしょう。対戦相手にダメージを与えないとタイムトラベルできません。イプシロン絶対殺すウーマンになるかもしれない。
予言システム プリノウズ改
☆☆☆
このカードにより我々はプリノウズケアを強いられるようになりました。端っこに干渉するのでカニテツケアと合わせてゲロむずい。ていうかおしりがやばい。
終焉の炎 エミリー
☆☆☆
まーたテクニカルなカードを……タオシン、特に闇堕英雄 グラントとの相性がいいカード。アルトオルトっぽい?
7.B1以前での来期注目カード
アンズの一撃
来期はパワー4くらいどっからでも出てきそうなのでかなり強力な除去になりそう。
フェイロン壱型が消し飛ぶのが見える。
希望の小枝 プルン
壊れかけの麒麟や、フェイロン壱型、感染爆発 ワンスアポン、検体No.154などが増え、ギャンブル力が格段に上がったカード。
フェイロン壱型がジャジャエンになるのが見える。
神楽隊長 マキュアン
ベラマキュアンで引退。
一閃 威嚇
単体でデカ目のが多いのでアルトアサギリとかよりこっちのが良かったり? 環境次第ですが一考の余地はありそう。
風村の野狐姫 ユウナギ
ゴンズや反逆の英雄 ギルダンと相性良し。てかギルダンをフルネームで書くの面倒なので次からはギルダン(謹慎)にします。
女傑総裁 ミアハリスン
単純にソルジャーズの数増えたし。使いやすくはなるのかな。6.7のハリスン連打は7ハリスンが貧弱なのであまり使われなさそう。追加のソルジャーズに3/2/3とかいたらその限りではない。
獣の饗宴
2/4/4とかいうすごい当たりが増えてしまった。もともとの数が少ないので期待値は爆上がり。
夜魂妖女 ユウユウ
もともと壊れギリギリみたいなカードだけど、新ブラザーのバフ対象だったり、リノベからフェイロン壱型だったりでより暴れそう。
鳳凰〈試〉
ブラザーに繋がるカード、こいつ自身も弱くはないし、アリだったりしませんか?
堅巌龍 ダンダマイト
悪い意味で注目。もう通用しないでしょう。
捕縛正義 ラブレター
これももともと強いけど、単体でデカイのが増えるし、採用率は上がるかも。
天才助手 シュウ・サイトウ
B2ではバキバキデッキのカード砕いていきそうなので、ふつうにデッキからこいつが飛んできそう。弱めのファルドライ・ストライダー。
。
エス・シュミレーション
フェイロン壱型やら感染爆発ワンスアポンやら。